
〒107-0062
東京都港区南青山2-9-28 青山NSビル1F
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16:00~17:00 | × | × | × | × | × | × | × |
ご予約、ご相談はお電話で
日帰りでの中絶手術も可能
TEL.03-3408-5526
生理が遅れて尿の妊娠検査で陽性になった時、ご自身の妊娠週数と妊娠状態を知り、パートナーと十分に話し合うことが必要です。様々な理由により妊娠の継続ができない場合は、なるべく早く母体保護法指定医を標榜している産婦人科医院(病院)を受診して相談することをお勧めします。なぜなら、人工中絶手術は妊娠週数と妊娠状態によって手術の流れと方法が変わるからです。
妊娠週数による、人工妊娠中絶手術の種類と方法について解説いたします。
妊娠中絶手術の時期による分類は「初期中絶」と「中期中絶」の2種類があります。
「初期中絶」とは妊娠11週6日までの初期妊娠(妊娠初期)に行われる中絶手術のことで、「中期中絶」とは妊娠12週以降から妊娠22週までの中期妊娠(妊娠中期)に行われる中絶手術のことです。
「中絶時期による分類」によって、手術治療の手順、方法の種類、仕組み、が異なります。
初期中絶には「吸引法」と「掻爬法」という2種類の方法があります。当院は吸引法を採用し、日帰り手術のため入院の必要はありません。吸引法と掻爬法による治療の手順と仕組みを説明いたします。
吸引法とはWHO(世界保健機関)も推奨している手術方法で、吸引管を子宮頸管内に挿入して、子宮内の胎児や胎盤などの内容物を器械的に吸い出す方法です。当院ではエコーガイド下に安全確認をしながら行うため後遺症もほとんどない方法です。吸引法には電動真空吸引法(EVA、electric
vacuum aspiration)と手動真空吸引法(MVA、manual vacuum
aspiration)があります。EVAとMVAは電動器を使って吸引するか手動で吸引するかと吸引管の材質に違いがあります。当院では原則として電動と手動のどちらにも対応することができます。電動真空吸引法は吸引力が強いため、さまざまなケースに適応できますが、手動真空吸引法は実施できる状況の症例に適用するのがポイントです。
手術室に入室して、各種モニター類が装着され10分ほどで手術が開始され、吸引法の手術時間は約3分間程度です。来院から帰宅まで通常3時間前後の日帰り手術が可能で、静脈麻酔と笑気麻酔のもと眠った間に手術は行われるため、ほとんど痛みはありません。施術器具は全て滅菌チェックされています。
掻爬法とは、鉗子とキュレットという医療器具を使用して子宮内容物をかき出す方法です。掻爬法は基本的な技術ですが、ブラインドの手作業で行うことが多く、医師の手技の経験が重要になります。手術時間と麻酔時間が長くなるため、出血量が増える傾向と子宮内膜の損傷の可能性が高くなります。
妊娠12週以降の人工中絶手術は、妊娠週数および病医院によって、処置や手術方法が異なります。以下の表に当院での中期中絶手術の方法を記載します。
当院での中期中絶手術の方法
妊娠14週以降では、胎児が大きいため手術前日に子宮口と子宮頸管を拡張するため手術前処置が必要になります。翌日に子宮収縮剤の投与を行い、陣痛による分娩方式での出産になります。中期中絶では手術後に法律上の手続きが必要で、その手順は中期中絶の患者様に当日に丁寧に説明しております。健康保険に加入している方は「出産育児一時金制度」が適応されます。
[注]中期中絶の詳細は中期中絶の方法をご参照ください。
[注]保険は中絶手術の保険適応をご参照ください。
当院での人工妊娠中絶手術をご希望の方は、お電話で予約を入れる必要があります。診察の希望日時をお伝えください。診療時間外の場合はWebからのネット予約が便利です。
初診来院日に手術を希望される場合、必ずお電話での予約が必要です。受付より予約状況、同意書、手術日や前日の注意事項、術前準備、手術費用などの説明があります。ご不明な点は、お電話にてお問い合わせください。クレジットカードもご使用できます。
お電話(TEL03-3408-5526)で診察と手術希望日の予約を入れます。時間外でネット予約(Web予約)をした場合も、注意事項・手術料金・同意書など詳細をお伝えしますので、受付までお電話が必要です。ウェブ予約のみですと、受付は完了しておりません。当院は土日祝日も診療を行っており、基本的に完全予約制です。手術料金は初診料、手術料、麻酔料、消費税、術後の再診料等、全てを含んでいます。税別ではなく税込みの金額になります。
手術は初診来院日の1日で終了することも、初診日と手術日を2日に分けることもできます。患者さんのご都合と判断に合わせて調整できます。
わからないことがあれば、診察時に院長やその他のスタッフにご質問しご相談ください。不安や心配なお気持ちを和らげられるように、サポートさせていただきます。
[注]プライバシーはプライバシーポリシーをご参照ください。
[注]術前検査は術前検査・Rh式血液型不適合妊娠をご参照ください。
母体保護法という法律によって、「本人及び配偶者の同意を得て、人工妊娠中絶手術を行うことができる」と規定されています。この法律に基づいて、ご本人と配偶者やパートナーの方が署名、捺印された同意書が必要となります。
ただし、パートナーがわからない、パートナーと連絡が取れない、などのケースでは、ご本人お一人の同意のみで足りる場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
[注]当院の同意書を確認する
[注] 詳細は同意書についてをご参照ください
[注]詳しくは、中絶手術の流れと手術後の注意点をご覧ください。
[注]麻酔に関しては中絶手術の麻酔についてをご参照ください。
[注]痛みに関しては痛みの少ない中絶手術をご参照ください。
[注]中期中絶は中期中絶手術の方法をご参照ください。
中絶手術後は、院内の回復室にて1〜2時間お休みいただき温かい飲み物と軽食をお持ちします。術後の診察で問題がなければ、次回の検診予約を取った後まっすぐにご自宅に帰宅します。当日は麻酔薬の影響がありますので、自転車を含めご自分で車の運転をすることはできません。タクシーの手配などを利用されるか、付き添いの方か保護者の方が運転する車に同乗されると安心です。
帰宅後はご自宅で無理をせず、安静にお過ごしください。手術当日の入浴は避けて、発熱の症状がなければシャワーは可能です。十分な睡眠をとってゆっくり休み、翌日以降はお仕事の内容や個人差にもよりますが、通常は普段通りの仕事ができる方がほとんどです。激しい運動や飲酒は3〜4日控えて、精神的にも身体的にも負担とならない様にお過ごしください。
内服薬が処方された場合、指示通り正しく服用してください。出血による生理痛 (月経痛)
様の痛みや子宮収縮による痛みが発生した場合は、市販の鎮痛剤を使用できます。解熱鎮痛薬の内服で通常改善されることが多いです。腹痛や発熱がひどい場合は、当院までご連絡をお願いします。
手術後1週間前後には、子宮や身体が順調に回復し手術の影響の経過を確認するため必ず検診にご来院ください。再診察時のお支払いの料金はありません。
通常は術後2週間から4週間くらいで、手術前の状態に戻ることが多いです。気になる症状があれば、ホームページを参照されるか、お気軽に連絡しご相談ください。
[注]詳しくは中絶手術の翌日から仕事はできる?をご覧ください。
[注]出血は中絶手術後の出血をご参照ください。
[注]腹痛は中絶手術後の腹痛をご参照ください。
[注]生理不順は中絶手術後の生理不順についてをご参照ください。
[注]詳しくは人工妊娠中絶の費用をご覧ください。
[注]手術の流れは中絶手術の流れをご参照ください。
[注]未成年の方は未成年の場合は?をご参照ください。
[注]ホルモン剤の副作用はピル・ホルモン剤の副作用をご参照ください。
[注]地図は近隣マップをご参照ください。
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日帰りでの中絶手術も可能
TEL.03-3408-5526
Hitoshi Tateyama
資格医 | 麻酔科標榜医 | 母体保護法指定医
当院は完全予約制です。
問診や各種相談は、個室で行っているため、ほかの患者さんに診療内容を知られることもありません。
来院後、ほとんどお待ちいただくことなく診療、検査を受けられます。
ささいなことも、どうぞご遠慮なくご相談ください。
このホームページが、あなたの不安な気持ちを少しでもやわらげるための一助となることを願ってやみません。